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タイヤサイズ、表示の見方
今回は、タイヤサイズ、表示の見方について説明します。
タイヤのサイドウォール(タイヤ側面)にはタイヤサイズや偏平率、速度記号、ロードインデックス、製造年週など、様々な情報が刻印されています。タイヤの履歴書みたいなものです。これらの情報を的確に把握し、正しく活用することが、安全なドライブにつながります。
サイズ表示について
タイヤサイズには、以下のような情報が含まれています。
225/45R18 91W
225:タイヤの幅の呼称
45:偏平率
R:ラジアルタイヤ
18:リム径の呼称(インチ)
91:ロードインデックス
W:速度記号
偏平率について
偏平率とは、タイヤの断面幅(S)に対する断面高さ(H)の比率を表す数値です。
偏平率(%)=H/S×100
タイヤの外径を変えず、偏平率を下げることを「インチアップ」と言います。
ロードインデックスについて
ロードインデックスは、規定の条件下においてタイヤ1本で支えることができる最大負荷能力を示す指数です。
タイヤの種類やカテゴリーによって、最大負荷能力に対応する空気圧は異なります。
負荷能力が不足するタイヤを装着して走行すると、タイヤの損傷につながって危険です。
※タイヤ4輪分の負荷能力が車の車両総重量を上回っていなければなりません。
例)ロードインデックス「91」の負荷能力は上の表から615kgになります。
615kg×4輪=2460kg
車の車両総重量が2460kg以下であれば問題ありません。
速度記号について
速度記号は、規定の条件下でそのタイヤが走行することができる最高速度を示しています。
上記の写真のタイヤ225/45R18 91Wであれば、表から最高速度は270kmということが分かります。
製造年週について
2000年以降の製造番号では、下4桁の数字で製造年週を示しています。
最初の2桁の数字25は週(25週)を、最後の2桁の数字21は年(2021年)を意味しています。
なので、このタイヤは2021年7月の第1週目に製造されたタイヤだということが分かります。
使用年数が経つにつれてゴムが硬化しグリップ力や性能が低下してきます。
お車の使用状況や環境によっても異なりますが、一般的に4~5年が交換の目安となります。
以上でタイヤサイズ、表示の見方についての説明になります。点検、車検時にメカニック
が点検をしておりますが、日常点検の項目にもタイヤの点検が含まれていますので、タイヤ溝や損傷の点検だけでなく製造年週も点検することをお勧めします。
タイヤについて他にもご不明点がありましたら、お気軽に店舗スタッフまでご相談ください。