東京スバル TOKYO SUBARU

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東京スバルレーシング2024
Rd.3 富士スピードウェイ

東京スバル TOKYO SUBARU Racing

TOKYO SUBARU Racing GR86/BRZ Cup 2024参戦記 #3

ダブルヘッダーの戦いで
ビッグポイントをゲット!

TOYOTA GAZOO RACING GR86/BRZ Cup 2024

TOYOTA GAZOO RACING GR86/BRZ Cup 2024
プロフェッショナルシリーズ
第3戦と第4戦が7/13(土)14(日)静岡県の
富士スピードウェイにて開催されました。
1日に2レースが行われた中で、
井口選手は素晴らしい走りを見せて、
2戦ともに入賞しビッグポイントを獲得!
シリーズランキング争いでもトップの選手との
差を縮めました!

2024年7月11日(木)

前日にテント設営を済ませ、木曜日からテスト走行を行いました。
今回派遣したメカニックは、木下 大輝(世田谷店)とバイサゴフ ルスラン(国分寺店)です。
木下は東京スバルレーシング初優勝を飾った昨年のオートポリスに続く2回目の派遣、ルスランは昨年度次世代育成プロジェクトメンバーとしてシェイクダウンなどに参加し、経験を積んだ中で今年、サーキットデビューとなりました。この2名に、全国ディーラーメカニック派遣から齋藤 駿(山梨スバル)を加えた3名で井口卓人選手の車両を整備していきます。

東京スバル Rd.3 富士スピードウェイ

この日は、午前中に1本、午後に3本、合計4本のスポーツ走行(テスト走行)を予定していましたが、全て走行するかは天候や車両の状態を見ながら判断することになりました。
午前中の走行では、新しいブレーキローターとパッドに交換、熱を入れながら馴染ませていくのと合わせて、タイヤの内圧などを微妙に調節しながらテストを重ねていきます。
最終的にこの日は、午後2本走行した所で終了し、明日の専有走行に備えました。

東京スバル Rd.3 富士スピードウェイ

2024年7月12日(金)

この日は、本格的な雨の中での走行となりました。
昨年度から参戦している東京スバルレーシングですが、ここまで本格的な雨の中での走行は初めての経験です。加えて予選・決勝当日も難しい天候になりそうなので、ここでしっかり雨の日のセッティングを見つけておきたい所でしたが、午後の専有走行では、2分9秒050とトップから0.3秒差の4位と順調な仕上がりとなりました。木下・ルスランの両メカニックは普段とは違う雨の中での整備となりましたが、しっかりと仕事をこなしチームに貢献しました。

東京スバル Rd.3 富士スピードウェイ

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2024年7月13日(土)

この日は昨日の雨は止み、時折晴れ間が見える天候となりました。
今回は決勝レースが2レース行われるため、ベストラップが1レース目・セカンドベストが2レース目のグリッドを決める予選となります。予選の前には、ミッションオイルの交換やデフオイルの交換など油脂類の交換を行い、予選に向けて車両整備も万端です。

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そして14時50分。予選がスタート。
ところが、開始直前になり雨が落ちてきそうな天候となったため、開始直後から各車が一斉にコースイン。雨が降り始める前にベストタイムを出すためにアタックに入ります。
コース上が混雑する中、井口選手はベストラップが2分1秒156の5番手・セカンドベストが2分2秒884で2番手と2レースとも絶好のポジションを獲得し、決勝を迎えることとなりました。

東京スバル Rd.3 富士スピードウェイ

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2024年7月14日(日)

決勝の朝は、6時30分にサーキット入り。
車両保管が解除された後、テントに戻ってきた車両をリフトアップし、各部締め付けチェックやガラスが曇らないように、念入りにガラス清掃(内窓・外窓)を行い、決勝レースに備えました。

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【9時40分 決勝】
相変わらずどんよりとした雲が覆い、今にも雨が振り出しそうな状況でレースの行方にも影響が出そうな天候の中、第3戦となる第1レースのスタートを迎えます。

5番手グリッドからスタートして井口選手は、1周目に1つ順位を落とし6位でオープニングラップを終えましたが、直後の2周目には順位を5位に回復しました。3周目に入ると隊列が落ち着き、トップ4を占めるダンロップ勢に対してブリヂストン最上位の5番手・井口選手がどういうレース運びをするかが焦点となってきました。そんな矢先、井口選手は5周目の最終コーナーで上手くインに入り、4番手に浮上すると、少し離れていた2・3番手グループと4・5番手グループが一団となり激しいバトルが開始されます。

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さらに、6周目にはファステストラップを刻みながら前を走る選手にプレッシャーをかけながら表彰台圏内の3位を狙います。その後、数周に渡り、サイドバイサイドのバトルを繰り広げるも中々前に出られない状況が続きましたが、9周目のアドバンコーナーでついに3位へ浮上します。ところがここで雨が強くなり、3〜7位が混沌とする中で、激しい3・4番手争いをしながらファイナルラップへと入ります。
そして、最後の直線まで横並び状態のバトルのまま、最後は4位でチェッカーを受け第1レースを終えましたが、4位入賞とファステストラップ獲得の合計11ポイントを着実に取りました。

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【16時00分 決勝】
どんよりとした雲が覆う中、第4戦となる第2レースを迎えました。2番手からスタートした井口選手はスタートを無難に決め、2番手をキープしたままオープニングラップを終えます。そして、2周目にはまたもやファステストラップを獲得する走りを見せ、トップの選手へ肉薄するも、0.5秒差の間隔が中々縮まらないまま数周が過ぎてしまいます。
やはり予選から決勝第1・第2レースまで同じタイヤを使用しなければならないため、終盤は相当厳しい状況だったようでオーバーテイクは難しくなってしまいました。
それでも堅実な走りで2位を守り抜き、開幕戦以来の表彰台を獲得しました。

東京スバル Rd.3 富士スピードウェイ

前半戦の勝負所と位置付けていた富士大会の2戦で井口選手は見事、4位・2位となったことに加え、2戦ともファステストラップを獲得する走りを見せ、2戦合計で27ポイントと出場選手の中で一番多くのシリーズポイントを積み上げました!これでシリーズポイントは53ポイントとなり、ランキングトップの選手と4ポイント差へと縮め、後半の4戦へ突入することとなります。

東京スバル Rd.3 富士スピードウェイ

<井口選手のコメント>

富士での2レースがシリーズの中でとても重要なレースになることは分かっていた中で4位と2位を獲得できたことはチームとして良かったと思いますし、何よりも東京スバルの応援団をはじめ、たくさんの方が応援して下さっている中で、昨年の最終戦ではクラッシュで見せられなかったBRZが走っている姿と表彰台に乗る姿を見せることが出来てとても良かったと思います。
次戦の十勝は得意なコースですし、ブリヂストンタイヤも新しいスペックのタイヤを投入するので上位での戦いが出来ると思いますので、引き続き、応援よろしくお願いします。

東京スバル Rd.3 富士スピードウェイ 井口選手のコメント

<木下 大輝(世田谷店)のコメント>

1日で2レースという非常に充実した濃い1日になりました。
結果も4位と2位ということで良い結果が得られたので良かったと思っています。
今回学んだことを店舗に戻ってからも業務に生かして、後輩指導に繋げていきたいと思います。

東京スバル Rd.3 富士スピードウェイ 木下 大輝(世田谷店)のコメント

<バイサゴフ ルスラン(国分寺店)のコメント>

天気が不安定な中で予選と決勝を迎えて、タイヤの内圧を調整するとても重要な役でドキドキしていましたが、難しいコンディションの中で予選も決勝も良い結果が出たので良かったと思います。
チームに帯同して一番感じたことはコミュニケーションが取れていないと上手く行かないので、店舗に戻ったら良い雰囲気を作って、さらに良い店舗にしていきたいと思います。

東京スバル Rd.3 富士スピードウェイ バイサゴフ ルスラン(国分寺店)のコメント

東京スバル Rd.3 富士スピードウェイ

次戦は、8/24(土)・25(日)に北の大地・北海道の十勝スピードウェイで開催されます。
東京スバルからは、酒井 貴志(府中店)と秋本 健一郎(立川重整備センター)を派遣して挑みます!次回の参戦記もどうぞお楽しみに!

※一部撮影:益田和久カメラマン