- トップ
- ピックアップ情報
- 東京スバル レーシング
- Rd.5 岡山国際サーキット
東京スバル レーシング Rd.5
岡山国際サーキット
9月9日(土)〜10日(日)、「TOYOTA GAZOO RACING GR86/BRZ Cup 2023
プロフェッショナルシリーズ」の第5戦が
岡山県・岡山国際サーキットにて開催されました。
88号車・東京スバルレーシングの井口卓人選手が、
表彰台には届かなったものの
堅実な走りで4位フィニッシュ。
プロフェッショナルシリーズポイントランキングの
首位をキープしました。
テスト走行
今回の岡山には、東京スバル世田谷店・大谷拓矢、環七野沢店・小桐達也を派遣し、井口選手をサポート。岡山入りした木曜日は、SUPER GTのテストの為、井口選手が不在で走行できない中でしたが、翌日の専有走行に向け、マシンを念入りに整備。
迎えた翌金曜日のテスト(専有)走行では、トップから0.651秒差の1分46秒595の10番手と、上々の仕上がりで予選に挑みます。
大谷・小桐の両メカニックも普段と違う環境の中での作業で少し戸惑っていましたが、徐々に流れをつかみ、マシンの調整を行っていました。
公式予選
9月9日(土)公式予選が行われ、井口選手はチームメイトの千葉スバルレーシング・久保選手とともに予選開始直後にピットアウト。1周勝負のタイムアタックに挑みます。
井口選手は0.1秒でも早く、一つでも上のグリッドの獲得を目指して果敢にアタック。結果、1分46秒408と金曜日の専有走行よりもタイムを上げ、予選3番手を獲得。トップとの差も僅か、0.035秒と決勝に期待が持てる結果となりました。
大谷・小桐の両メカニックもシビアなタイヤ圧の調整や素早い作業を行い、チームに貢献する働きを見せました。
決勝レース
9月10日(日)決勝。
大谷・小桐の両メカニックは、決勝前に最後の整備を行い、マシンを万全の状態に仕上げ、あとは井口選手に託します。
そして、迎えた決勝レース。
東京スバルレーシング 井口選手が3番手・千葉スバルレーシング 久保選手が6番手から、第3戦もてぎ以来のダブル表彰台獲得に向け、スタート。
井口選手はスタートしてから一つポジションを落とし、4番手となりますが、焦らず、順位をキープしながらオーバーテイクのタイミングを計ります。
しかし、3周目、数台のマシンがクラッシュ。コース上に破片が散乱した為、赤旗中断となります。その後、セーフティーカー先導の元、レースが再開。再度、表彰台に向けてアタックします。
しかし、後半はなかなかペースが上げられず、4位のままフィニッシュとなりましたが、着実にポイントを獲得し、シリーズランキングトップをキープ。
次戦は、10月28日(土)29日(日)鈴鹿サーキットで開催されます。東京スバルレーシング参戦1年目でのシリーズチャンピオン獲得に向け、残り2戦全力で頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。
井口卓人選手 コメント
3位からスタートで4位に終わり、今年初めてスタート順位を落としてしまったので悔しい気持ちはあります。赤旗から再開後も防戦一方の苦しい展開でしたが、今回の決勝で課題が見えたので次のレースに繋げていきます。 そんな中、久保選手と共に2台でポイントが取れたのはチームの強さだと思いますので、メカニックをはじめチームの皆には感謝しています。
世田谷店メカニック
大谷拓矢 コメント
環七野沢店メカニック
小桐達也 コメント
初めてのレース参戦で、まずは自分のやるべきことは何か探すところから始めました。普段の業務との共通点も見出すことで、徐々に自分の実力を出せたと思います。自分が関わったクルマが結果を残せて誇らしい気持ちです。
タイヤの空気圧を担当しましたが、少しの違いでクルマの挙動が変わるシビアさを求められました。店舗とは違う、サーキットでのメカニックは不安ではあったんですが、新鮮な経験でとても楽しむことができました。