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チャイルドシート
チャイルドシートは、なぜ必要なのでしょうか?
2000年4月から、6歳未満の子どもが乗車する際はチャイルドシートを着用することが義務づけられました。抱っこでは、万が一の時、大きな衝撃がかかり、お母さんの腕ではその大きな衝撃から赤ちゃんを支えることができないと言われています。産後、車で帰宅する時から必ずチャイルドシートを使いましょう。また、誤使用が原因で子どもが大きなダメージを受ける場合もあります。安全のためにはチャイルドシートを正しく使うことがとても重要です。
【チャイルドシートを着けていないと死亡率が4倍!】
6歳未満の子どもが乗車中、チャイルドシートを着用せずに事故に遭うと、着用していた場合と比べて死亡率が約4倍にもなることが事故の統計から明らかになっています。
【誤使用にも気をつけてください!】
JAF(社団法人日本自動車連盟)が2009年に実施した、チャイルドシートの取り付け状況調査※によると、「しっかり取り付け」が29.6%、「ミスユースあり」が70.4%という実態が明らかになりました。せっかくチャイルドシートを付けていても、正しく取り付けていなければかえって危険。誤使用を防ぐためにも購入前に必ず車との適合性を確認し、取扱説明書をよく読み、説明を受けるなど十分に使用方法を理解しておくことが大切です。使用前に毎回緩みがないかチェックしましょう。
※調査台数:チャイルドシート418台(うち幼児用シート216台)
着用方法について
[チャイルドシートの新安全基準のはなし]
ミスユースの少ない「アイソフィックス(ISOFIX)」ってなに?
スイスのジュネーブに本部を置く、電気分野を除く工業分野の国際的な標準である国際規格を策定するためのNGO(非政府組織)がISO(International Organization for Standalization=国際標準化機構)で、そのISOが設定した自動車の座席にチャイルドシートを固定する方式の国際標準規格がISOFIXです。
ISOFIXロアアンカレッジと呼ばれる自動車に設置される金属の取付具(バー)に、それに対応するISOFIXアーム(コネクター)と呼ばれるチャイルドシートに付く金属の取付具2個を接続・固定してチャイルドシートを短時間で確実に取り付けるのがISOFIX取り付けシステムです。
付随的にピッチ回転を制限するためのテザーベルトやサポートレッグと呼ばれるものを備えているものもあります。それらの装置・設備に対応し取付けられるチャイルドシートがISOFIX対応チャイルドシートです。ISOFIX対応チャイルドシートには、チャイルドシートと分離したベース(プラットホーム)にISOFIXアームが付いてその上にシートを乗せる分離タイプと、チャイルドシートの底の部分にISOFIXアームが内蔵されていて必要に応じて引き出して使うタイプの2種類があります。どちらの場合でもISOFIXアームの形状、サイズ、強度などはISOの規格に適合していなければいけません。
どのISOFIX対応チャイルドシートもISOFIXアンカーを備えていない車で、車両3点式シートベルトで固定して使える両用となっています。
着用違反、罰則は?
チャイルドシートの使用義務(道路交通法第71条の3第4項)
自動車の運転者は、幼児用補助装置(幼児を乗車させる際座席ベルトに代わる機能を果たさせるため座席に固定して用いる補助装置であつて、道路運送車両法第三章及びこれに基づく命令の規定に適合し、かつ、幼児の発育の程度に応じた形状を有するものをいう。以下この項において同じ。)を使用しない幼児を乗車させて自動車を運転してはならない。ただし、疾病のため幼児用補助装置を使用させることが療養上適当でない幼児を乗車させるとき、その他政令で定めるやむを得ない理由があるときは、この限りでない。
○ 幼児の定義(道路交通法第14条第3項)
児童(6歳以上13歳未満の者をいう。以下同じ。)若しくは幼児(6歳未満の者をいう。以下同じ。)
イ 罰 則
この規定に違反した場合には、罰則はないが座席ベルト着用義務違反と同様に免許の取消し等の行政処分の基礎点数が1点付加
6歳未満の着用は法律で定められています。
産院を退院する時から必ず使いましょう。
スバルで販売している車両にはすべてISOFIXは装備されております。
使用期間は短いですがお子様の為にも必ず使用して頂ける様お願いします。
又チャイルドシート選び、装着などご不明な事はスタッフにお気軽にご相談ください。