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エアバッグ

エアバッグの働きとその効果

〈前面衝突時に頭や胸への衝撃を軽減します〉

現在国内で使われているエアバッグは、シートベルトの働きを補助して衝突した時に乗員の衝撃を軽減するシートベルト併用式エアバッグで、SRSエアバッグと呼ばれています。SRSとは補助拘束装置(Supplemental Restraint System)の略称です。

エアバッグは前面衝突時に瞬時に膨らみ、乗員がハンドルやインストルメントパネルに直接衝突することを防ぎ、頭部と胸部の衝撃を軽減します。

エアバッグが有効な範囲

現在国内で使われているエアバッグは、メーカーが設計上定めた条件で前面衝突した時に膨らみ、シートベルトの働きを補助して乗員に重大な傷害が発生しないように作られているものです。したがって、衝突角度や衝突速度、衝突物によっては膨らまないこともありますし、逆に衝突しない場合でも、縁石などに乗り上げるなどして一定以上の衝撃を感知すると膨らむことがあります。

エアバッグが膨らむ条件と膨らまないことがある事例は一般的には次のとおりです。また、エアバッグは膨らんだ後、すぐにしぼむため、その後に起きる衝突に対しては効果がありません。

(1)エアバッグが膨らむ条件

  • ①時速20km〜30km程度以上の速度で、コンクリート壁のような強固な構造物に正面衝突したとき。
  • ②自動車などと衝突し、①の衝突と同様の衝撃を受けたとき。

(2)前面衝突であってもエアバッグが膨らまないことがある場合の事例

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エアバッグ装備車の使用上の注意

〈エアバッグが装備されていてもシートベルトは必要です〉

エアバッグはシートベルトを着用しないと十分な効果が期待できません。事故の際、エアバッグが作動したにもかかわらず、乗員が死亡した事例を調査すると、シートベルトを着用していなかった場合には死亡率が約15倍も高くなっています。必ずシートベルトを着用しましょう。

シートベルトを着用していないと、逆に大きなけがをするおそれがあります。

次のようなことは危険です。

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正しく使用していただければ決して危険はありません。

エアバックについてのお問い合わせ、ご質問は、販売店にお問い合わせ下さい。

これからも安全、安心を提供してまいります。