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パンク修理キットの使い方
もしも、お出かけの際にパンクしてしまったら・・・。
今回は、そんなまさかの時のために、車載の応急用パンク修理キットの使い方をご紹介いたします。
(一部車種はスペアタイヤが搭載されていますのでパンクの際はスペアタイヤに交換をお願いします)
【ご注意ください】
以下の場合は応急修理ができません。ロードサービス(JAF等)又はスバル販売店にご連絡ください。
- パンク修理剤の有効期限が過ぎている場合(確認方法は後述します)
- タイヤが2本以上パンクしている場合(パンク修理剤はタイヤ1本分です)
- タイヤ接地部(トレッド面)以外が損傷を受けパンクしている場合
- ほとんどタイヤの空気が抜けた状態で走行した場合(タイヤの側面が損傷している場合)
- タイヤがホイールから外れている場合
- ホイールやエアバルブ(空気注入口)が損傷している場合
- −30℃以下の場合
① 安全な場所にクルマを停止させる
(車両後方に非常停止板をお忘れなく)
※ 高速道路上は大変危険ですので作業をしないでください。
② パンク修理キットを取り出す
(カーゴルーム床下にあります)
レヴォーグはこちら
インプレッサはこちら
袋の中身はこうなっています
左から袋、注入キャップとホース、パンク修理剤(写真中央)、説明書とラベル(写真右上)・コンプレッサー(写真右下)
パンク修理剤には有効期限がありますので期限切れにご注意お願いいたします
(写真は2020年7月迄)
③ パンク修理剤のボトルを良く振る
コンプレッサーの電源がOFFになっていることを確認する
④ ボトルのキャップを開け、キャップ上面の突起部でアルミシールを破る
※液剤をこぼさないようにご注意ください
⑤ 注入キャップの半透明チューブを修理剤ボトルのアルミシールの穴に差し込み、注入キャップをカチカチとロックの手応えがあるまで最後まで確実に締める
※ 注入キャップのパイプを折らないように注意して下さい
⑥ コンプレッサーのホースの先端をボトルの注入キャップに確実に接続する
※ホースのねじれに注意して下さい
⑦ パンクしているホイールのエアバルブキャップを外し、注入キャップのバルブ金具を確実に接続する
※ バルブ金具のねじ込みが足りないと修理剤が漏れる恐れがあります
⑧ ボトルが倒れないようにマジックテープでボトルをコンプレッサーの側面に固定する
⑨ コンプレッサーの電源コードをクルマのシガーソケットに差し込む
⑩ 駐車ブレーキをかけて、エンジンを始動する
※ エンジンをかけていない場合、バッテリーが上がる恐れがあります
⑪コンプレッサーの電源スイッチをONにして修理剤とエアを注入する
※ 意外と音が大きいので夜間はご注意お願いいたします
⑫ 速度制限ラベルを貼り付ける
⑬ 180kPaになったらコンプレッサーの電源スイッチを切る
※ 10分以上エアを入れても180kPaにならない場合は修理できません。ロードサービス又はスバル販売店にご連絡下さい
⑭ コンプレッサーのエア抜きボタン(オレンジ色のボタン)を押しながら、注入キャップのバルブ金具をエアバルブから外す
※ バルブ金具の取り外しは、すばやく行ってください
⑮ コンプレッサーのホースをボトルの注入キャップから外す
⑯ ゴムホース先端から修理剤の残りがこぼれないように、注入キャップの反対側にバルブ金具をつなぎ、輪にする
⑰ 使い終わったパンク修理キットと非常停止板を車両に搭載し直ちに10分間又は5km走行する
⑱ 空気圧チェックの為安全な場所に停車し、コンプレッサーのみをエアバルブに接続し、コンプレッサーの電源スイッチを数秒間ONにし、すぐにOFFにする。空気圧が130kPa以上のときは運転席ドア部の空気圧ラベルに表示してある指定空気圧までエアを注入する
※ この時の空気圧が130kPa以下の場合は応急修理できません。ロードサービス又はスバル販売店にご連絡して下さい。
⑲ 80km/h以下で走行し、スバル販売店又はお近くの整備工場まで慎重に運転して点検をお受けください
※ 応急修理したタイヤで200km以上の距離を走行しないでください。
使い終わったパンク修理キットの処分や新しいパンク修理キットのお求めはスバル販売店までご連絡ください。
今回ご紹介させて頂きました内容は一例ですので、ご使用になる前にお車の取扱説明書とパンク修理キットの説明書をよくお読みになってからお使いください。なお、モデル車両はフォレスターでしたが、フォレスターにはスペアタイヤが搭載されています。スペアタイヤも含めて定期的にタイヤの空気圧チェックをお願いいたします。